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ネガティブ思考を長引かせてはいけない理由を解説

昔あった嫌なことを思い出してしまう心理 | 心鈴泉-心理学とカウンセリング

こんにちは!レミーです。

今日はネガティブ思考を長引かせてはいけない理由を解説していきたいと思います。

 

元気になりたい人は元気な人を真似る必要があります。

日常生活で起こる嫌なことやネガティブなことがカラダにどのような作用して結果的にどうなるのか、またその改善方法をお伝えしていきます。

 

 

ネガティブ思考で起こるカラダのこと5つ

・呼吸が浅くなる

人はネガティブなことが起こると呼吸が浅くなります。

これは自律神経の交感神経が優位に働いている状態で不安や戦闘態勢の状態によく似ています。

呼吸は人間が生きていくうえで欠かせない運動であり、脳に酸素を送る最も重要な働きです。

普段からちゃんと呼吸が出来ているかどうかセルフチェックしておく必要がありますね。

 

・癖になる

人間のカラダには色々な神経が張り巡らされていてその神経たちは動きを覚えます。

例えば、爪を噛む癖や舌を出す癖なんかは無意識でやってることが多いですね。

何度もやっていると大脳からの命令ではなく無意識でやってしまうことになるので人から注意される癖なんかは困ったことになります。

これは思考も同じで無意識にネガティブ思考になってしまっていることがあります。

赤ちゃんや子どもの時の記憶を呼び覚ましてみてください。

ネガティブ思考で頭の中がいっぱいだったでしょうか?

記憶なないという方もおられると思いますが、ほとんどの方がネガティブ要素はなかったと思います。

仮面ライダーやアニメのキャラクターになりたいって言ってるくらいですからね(笑)

成長していく過程でネガティブなことが多くなり、結果的にネガティブ思考が癖になってしまっている人が多いですね。

 

・ポジティブが見えなくなる

脳みそのキャパ(入る量)は決まっています。

無限にあればいいのですがそういう訳にはいかないのが私たちのカラダです。

シンプルに脳みそがネガティブに埋め尽くされているとポジティブなことは入ってきません。

目の前にある美味しいご飯もキレイな空も道端に咲いているお花たちも目に入らなくなるし、聴覚や嗅覚も鈍化していってしまいます。

目の前で起こっているチャンスさえも見逃してしまう恐れもあるのでこの辺は気をつけたいところですね。

 

・ネガティブがネガティブを引き寄せる

これは逆引き寄せの法則かもしれません。

類は友を呼ぶという言葉がある通りネガティブにはネガティブが寄ってきます。

例えばネガティブな情報ばかりを発信してるニュースやメディアを長い時間見ていると脳はネガティブな情報を自然に集めるようになり結果全力でネガティブに向かう羽目になります。

脳でイメージしていることが現実になるというのがこの世の法則なのでどちらの情報を多く取り入れた方が良いかは分かりますね。

 

・カラダが動きにくくなる

人間のカラダには恒常性(ホメオスタシス)という機能があります。

簡単に言うと自分の命を守るために自分のカラダを一定に保とうとする機能で、

代表的な例でいうとホルモンやPH(アルカリ性と酸性)や体温などがあります。

人間のカラダの中で最も重要で最も守られているのは命です。

命を脅かす存在が一番恐怖で本能的にその存在を遠ざけているのが人間です。

基準となるのは昨日の自分で昨日生きていたから昨日と同じことをすれば今日も生きられると考えるのが人間の脳で、ネガティブに感じたことはできるだけしないようになるし、命に係わることならなおさら遠ざけるようになるものです。

ネガティブに感じる人や場所をイメージするだけでカラダが防御態勢になることもありますし、実際に筋肉が収縮し動きが鈍くなってしまいます。

 

ネガティブ思考から脱却する3ステップ

・気づく

カラダと脳を爽やかにしていく過程で最も重要で最も初めにやらないといけないことです。

何事も気づかないと改善は始まりませんし、気づかないと一生スルーのまま生涯を終えることになるでしょう。

 

呼吸は分かりやすいですね。

深くできているか呼吸に滞りがないか、呼吸が止まっている人もたくさんいるので

まず自分のカラダに聞いてみてください。

 

脳の一番の栄養素は酸素で脳に運ばれる酸素が少ないと不安を感じやすくなるしネガティブ思考にも滑車が掛かります。

できるだけ多くの時間深い呼吸ができる状態にしておきたいですね。

 

・ネガティブな情報を取り寄せない

情報の取捨選択は自由です。

もちろんネガティブなニュースや情報は入ってくることはありますし、自分から取りにいかないといけないこともあります。

ですがその量が過ぎると癖になり頭の中がネガティブでいっぱいになってしまいます。

長い時間過ごしてきた脳やカラダには癖が染みついているものです。

ネガティブ思考は放っておいたらポジティブになるのではなく、意識的に行動を続けないと改善が難しいと言えます。

 

・ポジティブを目指さない

無理やりポジティブを目指そうとするとこれもカラダと脳にとってはストレスになります。これで上手くいく人もいますが万人向けではないですね。

思考というのは頭の中で起こっているだけで現実にはなっていません。

起きてもないことをネガティブに捉えるのではなく、ポジティブにも捉えず、できることを精いっぱいすることを習慣化していくことが大事かなと思います。

 

最後に

人間の脳は放っておくとネガティブに傾くものです。

これは知っておいて損はないですね。

カラダを動かさないとどんどん痩せて動かなくなることと同じです。

 

昨日今日明日考えてることが未来の自分です。

毎日の行動を少しづつ変えていくことで今まで見えなかったものが見えてくるようになります。

 

自分にとって心地いいカラダと脳のバランスを見つけていきたいですね。