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疲れの正体は何?疲れと上手に付き合う方法3選

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こんにちは!レミーです。

今日は、疲れの正体は何?疲れと上手に付き合う方法5選ということでお話したいと思います。

 

日本全国女子の身体の悩みを調査したところ身体の不定愁訴一位は疲れ(疲労)だそうです。2位の肩こりとほぼ同率なんですがみなさん疲れに悩んでいるのは明確な様です。

そこで疲れ(疲労)の正体をここで暴いていくと同時に疲れと上手に付き合う方法を3つに絞り解説していきたいと思います。

 

 

疲れの正体とは?

結論から先にいうと疲れの正体は筋肉の凝り(緊張)です。

 

疲労は身体のいたるところで感じると思いますが、全ての場所で筋肉が緊張していると考えて間違いありません。

筋肉が凝って緊張しているとその周辺の血液循環は悪くなり疲労物質はどんどん溜まっていきます。

足腰が緊張していて足腰に疲労を感じやすいのは何となく想像つきやすいと思いますが、体幹部の凝りや緊張が内臓に影響して疲労を起こしていたり、首や頭が緊張していて顔面疲労を起こしている場合もよく遭遇します。

 

順番としては、

筋肉の緊張→身体の歪み→慢性的な血液循環の滞り→代謝低い→身体のトラブル

ですね。

 

身体全体の血液循環が滞りなく流れていれば疲れを感じても一時的で良質な睡眠でリセットされるのですが、身体の一部でも慢性的な血液循環の滞りが起こっていればその部分とは関係ない部分にも影響が出て疲れが取れない身体になってしまいます。

 

疲労の出発点は身体の凝りと緊張だということですね。

 

疲労が進むとどうなるか?

身体のトラブルが多くなってきてしまいます。

 

痛みやしびれや重だるさを感じるのは初めの方で、慢性的な疲労が続くと循環器系や脳神経系に影響が出て全身の問題に繋がってきます。

 

身体の細部に血液を回すのは心臓の役割ですが人間はそれだけではまかないきれないので筋肉のポンプを使って全身に血液を回す構造になっています。

普段から全身の筋肉が収縮と弛緩を繰り返していれば心臓の働きはそれほど大きくはなりませんが、筋肉が凝り固まっていると心臓は必要以上に力を発揮しないといけなくなり疲労しまくります。

サッカーでいうとフィールドプレーヤー11人中1人ががむしゃらに動いている状態ですね。

そりゃ疲れるしいつか壊れてしまうことも考えられますよね。

 

あともう一つ重要なのが脳みその問題です。

脳はたくさんの酸素を含んだ血液が必要な臓器で酸素が減ってくると上手く働くことができなくなります。

いわゆる酸素不足状態です。

心停止により何もせず5分経過すると救命率は25%とかなり低くなることから分かる通り、数分酸素が行かないだけで我々の身体は命の危険に晒されます。

 

そんな酸素不足が慢性的に続いていれば何かしら身体に問題が出てくることは想像つきますよね。

脳は酸素不足が続くと不安になります。

生命の中枢で神経やホルモンを統率するのが億劫になってくるんですね。

精神的に病んでしまうのもこの脳疲労が大きく関係していますし、身体が思うように動かないのも脳の酸素不足から来る脳疲労が原因のことが多いですね。

 

疲労と上手に付き合う方法3選

・普段から身体を整えておく

普段普通に日常生活を送っていれば疲労は必ず起こります。

もっというとずっと寝ていても疲労は起こるんですけどね。

先ほども言った通り疲労は血液循環が滞りなくいっていればすぐに洗い流されて新しい新鮮な血液が回って疲労回復スピードは速くなります。

 

ですが、身体が歪んでいると身体の至る所で血液循環の滞りが起きて慢性的な疲労を感じる身体になってしまいます。

そこで毎日少しづつでもいいので身体を整えて疲労が溜まりにくい身体にしておくことが疲労と上手に付き合う一つの方法ですね。

 

・全身を疲労させる

筋肉は全身にあります。

ですがほとんどの人は一部の筋肉しか使っておらず偏りを生じさせています。

 

またまたサッカーで例えるとサイドハーフのプレーヤーだけが攻撃したり守ったり走りまくっている状態ですね。

人間でいうと手や足ばっかり酷使して体幹部が動いてなくて固まっている状態です。

 

筋肉は適度に収縮し適度に弛緩することでその役割を発揮します。

ほとんどの人の体幹部は動いてなくて使われていない筋肉がたくさんあり眠っている状態です。

筋肉は使われないと固くなる性質があるため最終的にはロボットのようなカチカチの体幹部が出来上がってしまい取れない疲労を貯める貯蔵庫になってしまいます。

 

そこで普段意識の低い体幹部を使って疲労をおこさせることによって全身に血液の流れを行きわたらせることができるようになります。

疲労を起こさせて疲労を取る戦法ですね。

 

・自分の身体を知る

10代20代では疲労をそこまで感じなかったとしても30代40代になってすごく疲労を感じるという人は多いです。

 

そこでサプリメントを取ったりベッドや枕を変えたりニンニク注射を打ったり、疲労に対して外側からアプローチしていくことが多いですね。

ですが、疲労を起こしている感じているのは自分の身体だということをまず知らなければ疲労とは一生上手に付き合っていくことはできません。

 

人によっては全身がものすごく疲れるという人もいれば、脚だけとか胸周りだけとかそれぞれによって疲労を感じる場所が違います。

もちろんその疲労の程度もそれぞれで今すぐ横になって寝たい疲労もあれば、座って休みたいという疲労もあります。

疲労と一言で言っても人それぞれ違いますので、まずは自分の疲労パターンをよく観察することが大切になるんですね。

 

座り仕事や立ち仕事が長くて緊張しているのか、嫌な人と一緒にいて気疲れをおこしているのか、姿勢が崩れて内臓に負担をかけているのか、原因が人それぞれ違いますので疲労回復のアプローチも人によって違うのが当然です。

 

もちろん外側からのアプローチで疲労回復は出来ますが持続可能かと問われれば少し疑問ですね。

疲労の根本的な部分は自分の身体の緊張でありそこに如何にアプローチできるかに掛かっています。

自分の癖やウィークポイントを知っているだけでも疲労との付き合い方は変わってきますよ。

 

最後に

自分の身体に目を向けていくと今まで気づかなったことに気付けるようになります。

 

疲労があるから身体に何かを足して疲労回復させるという思考から自分の身体にアプローチするという思考も出てきますね。

 

このアプローチ方法は身体も脳も使うので面倒なんですが、脳みその神経を介しますのでそこで得た疲労回復法は一生の宝物になります。

 

疲労が積み重なって命を落とす方もいます。

 

疲労は無くならないという事実を知り、的確に疲労と付き合っていきたいですね。

 

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