こんにちは!レミーです。
今日は、長時間の同じ姿勢が身体に悪い理由3選ということでお話したいと思います。
身の回りの道具が昔と比べてかなり発達したので身体を動かすことが少なくなってきましたね。
パソコンや掃除機など言い出せばキリがありません。
ずっと寝ていてたり座っていても日常生活が完結するのではないかというくらいになっています。
食べ物も運んでくれますしね(笑)
そこでこういった身体を動かさない生活を送っていると最終的にどうなるのかというところを絡めながら解説していきたいと思います。
全てが滞る
身体を最大限にまで細かくしていくと素粒子という物質になります。
その間は原子とか電子とかもろもろあるんですがどれも常に動き回っています。
そんな動き回っている物質で構成されている身体がじっとできる訳はなく、じっとしようとすればするほど反発して身体のどこかに不調が出てしまいます。
分かりやすい例でいうと血流ですね。
細胞一つ一つは血液から栄養を吸収しています。
その血液の流れが滞り栄養不足に陥ってしまうと細胞は本来の機能を発揮できず弱ってしまいます。
長時間同じ姿勢を続けているということは身体のどこかはずっと圧迫されていて、その部分の血流が悪くなっていることは想像つくと思いますが、実は他の部分も筋肉や関節の運動が限定されているので血流が悪くなっています。
じゃあずっと動いていないといけないの?っていうことになるんですが、
そうではなくて長時間というのが良くないということです。
血液に限らずリンパ液や考えるということも同じで長時間の同じ姿勢では滞りが見られます。
座っていての足のむくみなんかは分かりやすいですね。
ではその次に考えるということを考えてみたいと思います。
思考が滞る
ポジティブな思考は身体が動いている方が出てきやすいです。
先ほども書きましたが長時間同じ姿勢を続けると色んな場所で血流の滞りが起き酸素不足になってしまいます。
その際たる場所が脳みそで脳は酸素不足になると何も不安がなくても不安を感じてしまう習性を持っています。
本当に小さなことですが命の危険に繋がるのではないかと脳自身が考えてしまうんですね。
ロダンの有名な考える人の像ですが見ていてなかなかポジティブな印象は受けないですよね。
どちらかと言えば何か不安があって身体が固まってしまっている印象の方が強いのではないでしょうか。
個人的には筋肉ムキムキなのに似合わへんな~って印象です(笑)
たぶん考えることはしてますがポジティブな答えを出すには少し時間が掛かりそうです。
洗脳されやすい
特に誰かからの命令や身体を固める指令を受けて長時間同じ姿勢でいると脳みそは思考する能力自体がなくなってきます。
身体を固めることには脳からの運動神経はそれほど必要ではなくまずそこがやられます。グッと力を入れ続けていればその姿勢は保てますからね。
そして、それが慣れに代わり脳みそはだんだん考えるということを止めていきます。
脳は基本的にサボり癖があって考えることはとてもエネルギーを使う事なので嫌なんですね。
最後には誰かに何かを言われないと動かないようになったり、言われたことを鵜呑みにしてしまう脳みそになってしまいます。
戦争が多くあった時代にはこの作用を使って従順な兵隊を量産しました。
キヲツケ・ヤスメ・体育座りなどなど
言葉による洗脳もありましたが身体からの支配も多くあったように思います。
何かに集中して同じ姿勢を取ることは仕方ないですが、人から言われての同じ姿勢は脳に影響が出ることを知っておいた方がいいでしょう。
身体への悪影響を最小限にする方法
シンプルに動くことですね。
長時間座っていないといけない状況であれば、ちょっとでもいいので腰回りや足を動かしてあげることです。
1ミリ2ミリでも動かしてあげようとすると運動神経は使われますので有効的です。
寝たきりの方は特に褥瘡を作ってしまう危険性があるので小まめな体位変換や動かせるところは動かしていくようにした方がいいですね。
最後に
最後にまとめると、長時間の同じ姿勢は身体にも悪いし脳みそにも悪いということになります。
身体の構造通りの姿勢であればその影響も最小限で済みますが、ほとんどの方は姿勢が崩れていますので注意が必要です。
姿勢が崩れていると変な代償姿勢も出てくるので歪みはより複雑になります。
正しい姿勢が保てないなら力を入れ続けるより小まめに動いていた方が身体にとっては良心的です。
身体は常に動いているのだから。