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【おすすめ】五感を健康のバロメータにしてみる

五感のマーク | かわいいフリー素材集 いらすとや

こんにちは!レミーです。

今日は、【おすすめ】五感を健康のバロメータにしてみるということでお話したいと思います。

 

五感とは、触覚・嗅覚・視覚・聴覚・味覚のことで誰もが持っている感覚です。

実はこの五感は毎日同じように働いていなくて身体の調子によって良く感じる時と感じにくい時があるんですね。

コロナウイルス感染の後遺症で味覚が落ちるというのも身体の調子が影響しているといえるでしょう。

 

そこで、五感全てどのような感覚なら身体の調子が良いのか解説していきたいと思います。

 

触覚

触覚とは触れて感じる身体の感覚のことで手からの情報が最も多いですね。

 

手を使って施術をされている方はこの触覚というのをとても大切にしていて、身体の悪い所センサーの役割もしています。

なので手を使って何かをするお仕事の方は触覚を良くしていくことをお勧めします。

 

ただ整体師さんのように手をセンサー代わりにしてお仕事をされている方は少ないと思いますので、ここでは一般の方の触覚を例にとってご紹介しますね。

 

まず、身体の調子が良いと触れたモノが馴染むとか吸い付く感覚になります。

自分の身体と一体化するような感覚があるのでとても気持ちよくなるんですね。

もちろん自分が好きな触覚のものもあるんですが、感覚を受け取る側の調子がよければ何に触れても快を感じます。

 

逆に身体の調子が悪いと良くものを落としたり、異常に熱さ冷たさに敏感になったりと快の範囲がとても狭くなります。

とある料理番組で料理する人が2回ほど取ろうとした箸を取り損ねたことがあって身体の調子が悪いのか焦っているのか観察していたことがありますね(笑)

職人さんはその一挙手一投足の良し悪しで活躍の舞台から降りるかどうか決める人もいてますよね。

 

嗅覚

嗅覚匂いを感じる感覚は慣れやすいという特徴があり健康のバロメータとしては少し使い勝手は悪いかなと思われる感覚です。

 

自分の家の匂いが分からなくなるように他の匂いもその空間に長時間居れば慣れてしまいます。

 

ただ、自然界の動物と同じで獲物を獲得するためにはこの嗅覚はとても大事で研ぎ澄まされていることが求められます。

街を歩いていて何処からか美味しそうないい匂いがしてくるのを感じられていれば身体は調子が良いと言えるでしょう。

 

また、逆に嗅覚が研ぎ澄まされていて腐ったものが目の前にある時はそれを口にはしません。

身体の調子が悪い時は食べ物の良し悪しや匂いも分かりにくく食べてしまって吐いたり下痢を起こしてしまいます。

動物では当たり前にできていることが人間の五感は少し退化しているので気を付けて生活していかなければなりません。

 

視覚

視覚は見るという感覚で身体の調子がいいと全てがクリアに見えてきます。

もちろん視力とか近視遠視も関係はしてきますが、身体の調子によって左右されることが多いですね。

 

まず身体の調子が悪いと目蓋が開きにくくなるのでもちろんですが視野が狭くなります。また白目と黒目が濁ってきますのでモノがぼやッと見えてきます。

腸内の汚れと眼球の汚れは比例していて眼を観察するだけで身体の調子が分かりますね。

 

聴覚

聴覚は音が聞こえるという感覚でいわゆる聴覚はそれほど身体の調子とは関係ありません。年齢的なところでの影響は大きいんですけどね。

 

少し怪しい話にはなりますが、自分の身体の調子が良いと身体自体に余裕ができるので相手の言いたいことややって欲しいことが分かるようになります。

これを聴覚と捉えるのかは難しいところですが、相手が何を求めているかが分からないとできないことなので聞く力は身体の余裕から生まれるものかなと思っています。

 

味覚

味覚は健康のバロメータとしては最も使える感覚です。

 

食べ物も飲み物のめっちゃ美味しいと感じられていればめっちゃ健康で、

ただの胃の中に入っていくものという感覚であれば相当身体は疲れているといえます。

 

よく年配の方がお話されるのが何を食べても美味しくないという事です。

好き嫌いが多い人はかなり食べるものが限定されてきますし、そうでない方も味が濃くないと満足できないようになりどちらも身体に良いとは言いにくくなります。

 

料理の味付けとか何が入っているかが分かるようになる力よりも、今口にしているものが自分の身体に良いものかどうか感覚で分かるくらいにはなってほしいですね。

 

最後に

五感を鍛えていくメソッドとしては身体を整えていくしかありません。

 

五感から得られた情報を身体にフィードバックして身体を丁寧に扱うようにすることです。

そうすると今まで感じられなかった五感が感じられる瞬間が訪れます。

 

あ、この家今日はカレーやなとか。

あ、金木犀の匂い、秋やなとか。

あ、これ手に馴染むお茶わんやなとか。

あ、あっさりしてるけど深い出汁の味やなとか。

あ、最近声聞いてないから電話してみよとか。

 

ま、人それぞれの感覚なのでどれが正しいとかはないですが、

今まで通り過ぎていた感覚が何かの拍子で引っかかってくると身体の調子は良くなっているといえるでしょう。

 

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