こんにちは!レミーです。
今日は、なぜか皆やらない毎日の身体のケアということでお話したいと思います。
歯磨きは毎日欠かさずするのに身体磨きは何もしないと思ったことはないでしょうか?
自分の身体を見た時に歯だけは大切で磨くのは当たり前で腰はどうでもいいなんてことはないですよね。
他の部位も同じで肩も足も自分の身体のはずやのに何かトラブルが出ない限り磨いたりケアすることはほとんどありません。
そこで今回は毎日の身体のケアがいかに重要かを解説していきます。
ぎっくり腰は急になるものではない
ぎっくり腰になった方は分かると思いますが急に来るとても辛いことの一つです。
ぎっくり腰は誰でもなる可能性があり何度も繰り返す方もいるくらいポピュラーなものですね。
ただ多くの方はぎっくり腰が外的要因で急に来ると認識していますが実際のところはそうではありません。
結論から先に言うとぎっくり腰は100%自分で作っています。
ぎっくり腰は言葉通り急に腰がギクッと痛くなるものですが、それにはそれ相応の過程があることを知らなければなりません。
痛みの程度は異なるもののぎっくり腰になる方はぎっくり腰に向かって生活しているという認識です。
コップに水が注がれる姿をイメージしてみてください。
コップに水をずっと注いでいるといつかコップから水がこぼれ落ちていきますよね。
これはぎっくり腰も同じで、腰というコップの中に負荷という水を注ぎ続けると痛みとして急にこぼれ落ちるという原理です。
何度もぎっくり腰を繰り返すということは8割くらいの負荷が掛かりながら日常生活を送っているイメージで何かの拍子にギクっと発症してしまうんですね。
こういった方はくしゃみでも出てしまうし、重いものを持ったり、心理的ストレスでも比較的軽度なことでぎっくり腰になることがあります。
解決すべきは痛みそのものが先決ですがその背景に隠れている根本的なものにもアプローチしていかなくてはなりません。
腰に負荷が掛かる要因
言い出すとキリがないので5つだけ紹介しておきます。
・姿勢の崩れ
・動かし方の間違い
・心理的ストレス
・内臓の疲労
・思い込み
一つ目は姿勢の崩れです。
これはなんとなくイメージが付く方も多いと思います。
二足歩行になった人間の構造上姿勢が崩れていると腰周辺の筋肉に負荷が掛かり続けることになってしまいます。
歩く・立つ・座る・全ての姿勢で腰に負荷が掛かるのでぎっくり腰になる確率は高くなります。
二つ目は動かし方の間違い
身体は筋肉や骨を正しく構造通りに動かしていれば負担は最小限にすることができます。
重いものを持ちあげる時に手を伸ばして持ち上げるのと重いものに近づいて持ちあがるのとでは腰に掛かる負担は大きく変わります。
これは一つの例ですが、何十回何百回と間違った身体の使い方をしていればそれだけ負担は蓄積されますので痛めやすくなるのは明らかですね。
三つ目は心理的ストレス
こちらの書籍でも紹介されている通り怒りや心理的ストレスによっても腰を痛めてしまいます。
ストレスは身体全体に影響がありどこに痛みや症状を出すかは個人差があります。
ストレスを受けると筋肉は緊張に働き、ホルモンバランスや血液循環にも影響を及ぼします。
筋肉が固く緊張していればそのパワーを発揮できないので痛みが出やすい身体になってしまうんですね。
四つ目は内臓の疲労
食生活や呼吸に関係するところです。
ご飯を食べた後必ず腰を痛くなるという方もいるくらい内臓と腰痛は深い関わりがあります。
特に胃と腸は疲労を起こすと固くなり背中から腰に掛けての筋肉に悪さをします。
あと内臓は腹圧にも大きく関係しているので腹圧のバランスが崩れると腰が痛くなってしまいます。
くしゃみや咳でぎっくり腰になる原因はこの腹圧の力みでなることが多いですね。
五つ目は思い込み
幼少期に自分は腰痛持ちだと認識はしていなかったはずです。
大人になっていくに連れて何度か腰が痛くなる経験をしたり、ぎっくり腰の経験があると自分は腰が弱くて痛みが出やすいと思い込んでしまうようになります。
本当はそれほど大きな問題はないのに自分の脳みそで自分の腰痛を作っているパターンですね。
毎日引き算していくケア方法
腰痛を例にしてきましたが以上の5つは身体の全てに当てはまります。
どれも完璧にこなそうとするとかなり大変ですし、逆にストレスにもなってしまいますので毎日少しづつ○○をしない身体ケアを提案します。
1つ目の姿勢は長時間の同じ姿勢を辞めることです。
そもそも人間の身体は同じ姿勢でいられるようにはできていません。
常に揺れ動いているし常に流れています。
これらを無理に止めようとすると身体は緊張方向に向かって行くので少しでも動いて固定しないことが大切になります。
2つ目は間違った動きを辞めることです。
あまり難しく考えず快か不快かで判断してみることをお勧めします。
嫌な感じがするなら間違っているし、痛みが出るなら間違っていると思って間違いありません。
行く場所や人も同じですね。
三つめは心理的ストレスを減らすことです。
ぶっちゃけて生きてる以上ストレスはなくなりません。
もっというとある程度のストレスがないと生きてはいけません。
自分が許容できるストレスを判断していくことが重要で、身体の不調が出る程のストレスを感じているなら逃げたり避けたりすることがベストですね。
その方の生活環境もあると思いますが18歳を超えれば成人になりますし、思い切って自分で選択していくことも自分を守る手段として必要なことかなと思います。
四つ目は内臓の疲労は暴飲暴食を辞めることです。
内臓にも自然治癒力が備わっていて薬やサプリメントも効果を発揮しますが、
普通に食事をしていれば自然に回復してその機能を取り戻せます。
まずは偏った食事を辞める。暴飲暴食を辞める。この2点を引き算するだけでも内臓の疲労は軽減し身体のケアに繋がります。
五つ目は身体にとってマイナスな思い込みを辞める。
思い込みは長年の経験や体験を経て作られることが多いのでなかなか辞めることが難しいので一つとっておきの方法をみなさんにお伝えします。
秘儀:身体も脳みそ理論です。
脳と身体が繋がっていることに異論はないと思います。
身体も脳の一部と捉えた時、脳や記憶だけを変えることは難しいけど筋肉や骨格は変えて整えることができます。
筋肉や骨格が変わると自然に脳の認識も変わってきますのでお勧めです。
最後に
今の身体の状態を構成しているのは今までの習慣です。
毎日の少しの意識を変えることで最悪の結果になる確率を下げることができます。
ちょっとの差で大きな差に繋がることは明らかです。
一生付き合っていく身体なので毎日ちょっとづつケアしていきたいですね。